タカラスタンダードの「トレーシア」を導入してから、気づけば2年が経ちました。
半年後レビューの時点では「掃除がラク」「デザインに満足」と感じていましたが、さすがに2年も経つと細かい傷や汚れ、使用感も出てきます。
この記事では、実際に2年間毎日使い続けた我が家のトレーシアキッチンをもとに、
・劣化した部分
・満足している部分
・後悔ポイント
を、写真付きでリアルにレビューします。
👉半年後レビューはこちら
➡️ タカラスタンダード「トレーシア」を半年使って分かったリアルな感想
2年経っても満足しているポイント3つ
① 家事動線の良さはやっぱり最高

トレーシアはシンク・コンロ・作業スペースの配置バランスが良く、料理中の動きが最小限で済みます。
2年使ってもストレスを感じることがなく、家事がスムーズです。
特に「食洗機の位置」や「ワークトップの奥行き」は、料理が好きな方には本当におすすめです。
また、壁はホーローでできているので、マグネットによる収納なども適宜追加・配置換えがすぐできるの使っていて良かったポイントだと感じます。
② ホーロー・ガラストップ素材の掃除しやすさ
ホーロー部分は2年経ってもほぼ新品のような状態をキープしています。
油汚れも軽く拭くだけで落ちるので、こまめに掃除を続けていれば全く問題なし。
半年後の時点と比べても、変化がないことに驚いています。

掃除前は白く汚れている箇所がありましたが、ふきんで水ぶきしただけで綺麗になりました✨
また、著者はコンロの素材をガラストップにしていますが、こちらもホーローと同じように油汚れが水ぶきでほぼ落ちるのでお手入れがとても楽にできます。

掃除前は汚れていましたが、こちらも水ぶきで綺麗に元通りになりました✨

③ 収納の使い勝手が変わらない

頻繁に開け閉めしても、扉のゆがみやガタつきは一切ありません。
スライドレールの滑りもスムーズで、収納スペースの形状にも不満はありません。
見た目の高級感も保たれています。
2年使って分かった「劣化しやすい部分」
【ワークトップ】細かい傷と曇りが増えた
ワークトップ(人造大理石)には、2年経つと細かい擦り傷や曇りが目立つようになりました。
光の角度によって見えるレベルですが、
「まな板を使わずに直接ちょっと切ってしまった」
「鍋を滑らせた」
といった日常の動作が原因かもしれません。

今は保護シートを使っているのでこれ以上傷はつかないと思いますが、傷が付いてしまってショック…
【シンク】着色汚れが少し目立つ

どことなく白っぽさが減っている気がします…
人造大理石シンクは、カレー・コーヒーなど色の濃い汚れを放置すると着色しやすいです。
半年レビュー時にも書きましたが、たいていのものはすぐに水で流せば問題ありません。
ただし「半日放置」はNG。色のつきやすいものはすぐに染まってしまいます。
ちなみに、色のつきやすいものは下記の通りです。
じゃがいもの皮/里芋の皮ごぼう/トマト/人参/ほうれん草/玉ねぎの皮/バナナ/カレー/コーヒー/紅茶
塩素系・酸素系ともに漂白剤の使用はダメなので、毎日のシンク掃除のときにスポンジで汚れをこすっています。
【レンジフード】サボると汚れがたまる

月1掃除を続けていた1年目は問題ありませんでしたが、2年目は忙しくて数か月サボった結果、フィルターの油汚れが固まって掃除が大変でした。
とはいえ、ホーロー製なので「つけ置き+お湯洗い」ですぐ元どおりになります。
他メーカーの金属フィルターより、格段に掃除しやすいのは間違いありません。
後悔ポイントと、その対策
① 床やカウンターの色をもっと慎重に選べばよかった
ワークトップを明るい色にしたことで、細かいキズやくすみが目立ちやすい印象になってしまいました。
もう少しグレー寄りの色を選んでおけば良かったかもと思います。
→【対策】:汚れが目立ちにくい中間トーン(グレージュなど)がおすすめ。
② シンクはステンレスも検討すれば良かった
見た目重視で人造大理石にしましたが、やはりステンレスの方が気軽に扱えると感じることも。
→【対策】:次に選ぶなら「人造大理石×ステンレスの比較」を必ずショールームで確認。
ただ、シンクは大理石でとても可愛い見た目なので心躍る見た目なのは変わりません!
③ 水栓の水垢は定期掃除必須

キッチン全体の見た目は保てても、水栓部分の白いカルキ汚れは避けられません。
→【対策】:「無印良品」の水回り掃除シートで週1メンテ。これで2年経ってもピカピカです。
2年使って感じた「トレーシアにして良かったこと」
トレーシアを使用して2年、良かったことをまとめると以下の通りです。
- 掃除の手間が少ない(特にホーロー部分)
- デザインが長く見飽きない
- 家族みんなが使いやすい高さと配置
キッチンは毎日使う場所だからこそ、すぐに汚れができてしまいます。
そんなキッチンだからこそ、安定感と清潔感が保てるのは大きな満足ポイントです。
これからリフォームする方へ伝えたいこと

この記事を読んで「タカラスタンダードのトレーシア、使い勝手が良さそうだな」と感じてくださった方に、導入前にぜひチェックしてほしい3つのポイントをお伝えします。
・ショールームで実物を必ず触ること!
・掃除しやすさは必ずチェック
・カラー選びは「汚れが目立たないか」で決める
①ショールームで実物を必ず触ること!
写真やカタログだけでは分からないのが、質感・高さ・光の反射具合などのリアルな使い心地です。
実際にキッチンの前に立って、調理台や収納の高さを確認することで「自分に合うか」がしっかり分かります。
②掃除しやすさは必ずチェック
毎日使う場所だからこそ、「掃除のしやすさ」は本当に大事です。
タカラスタンダードのキッチンには、ホーローや人造大理石などさまざまな素材があります。
実際に布巾で軽く拭いてみると、汚れの落ち方や手触りの違いがはっきり分かります。
自分の掃除スタイルに合った素材を選ぶことで、日々のストレスがかなり減りますよ。
③カラー選びは「汚れが目立たないか」で決める

白系やベージュ系は清潔感がありますが、実際に使うと水垢や細かいくすみが気になりやすいです。
ショールームでは、照明の下で指で触った跡・水滴の跡を見てみるのがおすすめ。
→ グレージュやライトグレーなどの中間色は、汚れも目立たず長く美しく保てます。
💡ワンポイントアドバイス
- 「気に入った色」と「実際に使いやすい色」は違う
- 実際のキッチン照明(暖色 or 昼白色)を想定して見ると◎
💬 まとめ:リフォーム前に“体験する”ことが後悔防止の近道
ショールームでの「触れる・拭く・見る」の3ステップをしておくことで、
2年後・5年後も満足できるキッチンに出会える確率が格段に上がります。
👉 私が実際に体験して感じた“ショールームで見るべきポイント”はこちらの記事でも詳しく紹介しています
(タカラスタンダードのショールームは夢がいっぱい♪|キッチン&お風呂レポ)
【総評】2年使ってもトレーシアを選んで良かった

細かい傷や着色はあるものの、全体的な満足度は変わらず高いです。
2年経っても使いやすく、掃除もラクでデザインも気に入ったまま。
「もう一度リフォームしてもトレーシアを選ぶ」と言えるほど、後悔はありません。
👉 半年後レビューはこちら
➡️ タカラスタンダード「トレーシア」を半年使って分かったリアルな感想
