タカラスタンダードのお風呂を買うことにしたけど、どのグレードにしようか迷っている
・プレデンシアならではの強み・弱みを知りたい
こんなお悩みを解決していきます。
この記事を読むことで以下のことが分かります。
・タカラスタンダードのお風呂の特徴
・プレデンシアならではの強み・弱みを知ることが出来る
・他グレードとの差が明らかになる
著者は実際にタカラスタンダードのショールームに見学に行き(2022年12月~2023年3月)、相談員に聞いた内容やHPの内容をまとめています。
では、順番に見ていきます。
タカラスタンダードのお風呂の特徴は?
比較をする前に、タカラスタンダードのお風呂の特徴を大きく3つまとめてみました。
・お風呂のサイズを2.5cm刻みでセミオーダーできる
・ホーロークリーン浴槽パネル
・浴槽の素材を選べる(ステンレス・アクリル人造大理石・鋳物ホーロー)
不要な方は次の項目まで飛んでくださいね。
①お風呂のサイズを2.5cm刻みでセミオーダーできる
ユニットバスは、お風呂場のサイズに合わせて、メーカーの既成のお風呂を組み立てて作成します。
リフォームなどでメーカーを入れ替える際、ちょっとしたサイズが合わずにデッドスペースができてしまい、お風呂場が小さくなってしまうことも。
タカラスタンダードのお風呂なら、2.5cm刻みでオーダーをすることが出来ます。
空間を無駄にすることが無いので、小さな子どもと一緒にお風呂に入る家庭などにはとてもありがたい機能だと思います。
②ホーロークリーン浴槽パネル
タカラスタンダードといえばホーロー。
ホーローといえばタカラスタンダード。
もちろんお風呂にもホーローは使用されています。
それも壁一面にです!
なので、マグネットを付けて小物などを自由に配置することができますし、汚れだってすぐ落ちます。
子どもがいてお風呂掃除まであまり手が回らない・・・という家庭にもぴったりのお風呂です。
③浴槽の素材を選べる(ステンレス・アクリル人造大理石・鋳物ホーロー)
タカラスタンダードといえばホーローなのですが、お風呂に限っては色々なバリエーションの浴槽があります。
最高品質の鋳物ホーロー、アクリル人造大理石、FRP浴槽(ガラス繊維強化樹脂)、ステンレスの中から選ぶことが出来ます。
(※グレードで定められています)
タカラスタンダードのお風呂の種類
タカラスタンダードのお風呂は、主に3種類あります。
・最高品質のプレデンシア(松)
・浴槽のタイプを2種類から選べるグランスパ(竹)
・リーズナブルなエメロード(梅)
プレデンシアから順番に松竹梅、となっています。
今回は、この3つのグレードのお風呂を徹底比較していきます。
タカラスタンダードのお風呂のグレード別の違い
まず最初に、3つのグレードの違いを表にまとめました。
プレデンシア | グランスパ | エメロード | |
---|---|---|---|
浴槽 | 鋳物ホーロー | ・アクリル人造大理石 ・FRP浴槽(ガラス繊維強化プラスチック) | ステンレス |
価格帯 | ¥947,000~ | アクリル人造大理石 ¥621,000~ FRP浴槽 ¥384,500~ | ¥544,000~ |
こうしてみると、グレードによって変わってくるのは浴槽のタイプと値段になります。
プレデンシアにしかない機能
プレデンシアにしかない機能は、ホーローの中でも最高品質の「鋳物(いもの)ホーロー」を使用している浴槽を選べる、ということです。
鋳物ホーローのメリットは3つ。
①汚れが落としやすく、清潔さをキープできる
②高い蓄熱性で身体の芯まで温まる
③感触がすべすべで入り心地が最高
ホーローは金属にガラスを吹き付けてできた素材です。
浴槽がホーローでできているということは、熱を蓄えておけるということです。
浴槽自体があたたかくなる快適なホーローのお風呂は、冷え性の人や、寒い地域の人には嬉しい機能だと言えます。
また、3つ目のポイントである感触については、いくつかのメーカーのお風呂を触り比べてきた中でこれしか記憶に残らないというほどのすべすべさでした!
これは実際にタカラスタンダードに見学に行って体感してもらいたいです・・・!
いいことづくめのプレデンシアのお風呂ですが、一つデメリットを挙げるとすると、値段が少し高めだということ。
一番狭い規格でも、¥947,000~となっています。
お財布が許すならば、ぜひともプレデンシアをおすすめします。
グランスパにしかない機能
次に、真ん中のグレードのグランスパを見ていきます。
グランスパならではの機能は、
①アクリル人造大理石の浴槽(キープクリーン浴槽)とFPR浴槽から選べる
②中価格帯でお手頃価格(アクリル人造大理石浴槽だと¥621,000~、FRP浴槽だと¥384,500~)
となっています。
前述のプレデンシアと一番違うところは、浴槽の素材がアクリル人造大理石だということです。
タカラスタンダードなのに浴槽はホーローじゃないのか・・・と思うかもしれませんが、アクリル人造大理石も触り心地が良い浴槽です。
アクリル人造大理石になっている分、費用もプレデンシアに比べて手軽な価格になっています。
また、グランスパは3種類の中で唯一FRP浴槽を選ぶことが出来ます。
FRPとは、Fiber Reinforced Plastics(ガラス繊維強化プラスチック)の略称で、簡単に言えば軽い樹脂素材のことです。価格がリーズナブルでありながら、肌触りがなめらかだという特徴があります。
(引用元:リクシルHP)
FRPは繊維強化プラスチックのことなので、傷がつきやすい反面、価格が抑えられるというメリットもあります。
エメロードにしかない機能
最後にエメロードにしかない機能を見ていきます。
エメロードならではの機能は、ステンレスの浴槽だということ。
値段も一番リーズナブルで、ステンレスなので熱伝導率も良く温かいお風呂になります。
3種類のまとめ
最後に、お風呂3種類の比較を表にまとめました。
プレデンシア | グランスパ | エメロード | |
浴槽 | 鋳物ホーロー | ・アクリル人造大理石 ・FRP浴槽(ガラス繊維強化プラスチック) | ステンレス |
価格帯 | ¥947,000~ | アクリル人造大理石 ¥621,000~ FRP浴槽 ¥384,500~ | ¥544,000~ |
いかがだったでしょうか。
選びたい浴槽の素材によってグレードが変わってきてしまうという特徴がタカラスタンダードのお風呂でした。
せっかくなのでプレデンシアを選んでほしいと思う反面、お値段もしてしまうので、ぜひタカラスタンダードに見学に行って実物のお風呂を体感してほしいです。
この記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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