実体験で比較!タカラスタンダード vs LIXIL キッチン|どっちが暮らしに合う?
タカラスタンダードとLIXIL、どっちのキッチンを選ぶか迷っていませんか?
私は実際に両社のショールームに2回ずつ足を運び、スタッフから直接話を聞いて確認してきました。
その体験をもとに、掃除のしやすさ、デザイン性、予算やコスパなどを比較しています。
結論から言うと、掃除のしやすさや素材の安心感を重視するならタカラ、デザイン性や収納力を重視するならLIXILがおすすめです。
この記事では、両社のメリット・デメリットを実体験ベースで整理し、どんな人にどちらが向いているかも解説します。
迷ったときの判断材料として、ぜひ家づくりの参考にしてください。
結論!どっちのキッチンが向いている?

LIXILが向いている人の特徴
- デザイン性の高いキッチンを重視する人
- 収納力や使い勝手を重視する人
- 高価格帯でも機能や見た目にこだわりたい人
デザイン性や収納力を重視するならLIXILのキッチンが向いています。
カラーや材質の選択肢が豊富で、自分好みのインテリアに合わせやすいのが魅力。
収納も工夫されており、使い勝手が良い設計です。
ただし、高価格帯になりやすく、掃除のしやすさはタカラスタンダードにやや劣る場合があります。
ショールームで実際に扉や引き出しを操作してみると、使用感や収納力の差がよくわかります。
タカラスタンダードが向いている人の特徴
- 掃除が楽で長く使えるキッチンを求める人
- ホーロー素材の安心感を重視する人
- 予算を立てやすく、長期的なコスパを重視する人
掃除のしやすさや素材の安心感を重視するなら、タカラスタンダードがおすすめです。
ホーロー素材のキッチンは、水垢や油汚れが付きにくく、毎日の掃除もスムーズ。
私もショールームで実際に触れて確認しましたが、シンクや壁パネルはさっと拭くだけでピカピカになります。
さらに、主力商品が複数あり、予算の立てやすさやコスパも安定しているので、長期的に満足度の高いキッチン選びが可能です。
LIXILのキッチンの特徴とメリット・デメリット

LIXILのメリット
①デザイン性が高い
カラーや材質が豊富で、インテリアに合わせやすい
②収納力がある
引き出しや収納棚の工夫が多く、日常の使い勝手が良い
③価格帯の幅
一部商品は価格帯に幅があり、予算に合わせて選びやすい
LIXILのデメリット
①高価格帯になりやすい
②掃除のしやすさはタカラに劣る場合がある
実際にショールームでシンクやカウンターを触ってみると、素材によって掃除の手間に差があることが分かります
LIXILを見て感じた正直な印象

リクシルのキッチンは北欧系のインテリアに馴染みやすく、とても可愛くできるのはLIXILのキッチンだと感じました。
さらに、ワークトップ下の収納は驚くほど大容量で、「え、こんなに引き出し開くの?!」と思ったほど。ただし、この収納は一番高いグレードにしかついていないため、コスパ的には少し気になるところです。
また、キッチンの壁面にマグネットが使えないため、私にとっては決定的な決め手にはならない印象でした。
タカラスタンダードのキッチンの特徴とメリット・デメリット

タカラスタンダードのメリット
①掃除のしやすさ
ホーロー素材のシンクや壁パネルは、汚れがさっと拭くだけで落ちます。油汚れや水垢のストレスが少なく、長く清潔に使えます。
②選択肢の豊富さ
主力商品が複数あるため、間取りや使い方に合わせて選べます。
③予算の立てやすさ
標準仕様でもコスパが安定しており、オプションを追加しても総額が読みやすいのが安心です。
タカラスタンダードのデメリット
①高価格になりがち
タカラは最初から値引きを考慮した価格設定になっているため、価格が高く感じても実際のコスパは安定しています。価格だけで判断せず、素材や掃除のしやすさ、長期使用の満足度も含めて検討するのがおすすめです。
②機能やデザインの好みに合わない場合も
デザインはシンプルで機能重視のため、派手なカラーや装飾を求める人には向かないことがあります。
タカラスタンダードを見て感じた正直な印象

タカラのキッチンはホーロー素材で汚れがスルリと落ち、壁面にマグネットを自由に使える点が最大のメリットだと感じました。
ホーローはカビにくいため、ズボラな私でも使いやすそうです。レンジフードも一部を除きホーロー製で、食洗機で洗えるため、「今度こそレンジフードの掃除をする未来」が見えました。
ただし、見た目の可愛さやテンションの上がり方では、正直リクシルの方が好みでした。
タカラスタンダードのショールームは事前予約をすることもできます。タカラスタンダードを選んだ理由(我が家の場合)

ショールームを回っていく中で、だんだん気持ちが変わっていったポイントがこの2つです。
- ホーローで掃除が本当にラクか
- 素材が丈夫で、何年使っても安心か
ここを重視し始めたとき、一番しっくりきたのがタカラでした。
実際にタカラを使ってよかった点
① 掃除のしやすさ
ショールームで見た印象以上に、実際に使い始めてから掃除のしやすさを実感しました。ホーロー素材の壁やレンジフードは汚れがスルリと落ちるため、毎日の調理後の掃除が格段にラクになりました。さらにマグネットを活用した収納は、調理中に必要なものをさっと取り出せるので、作業効率も上がります。
② 素材の丈夫さ
レンジフードや水栓など、耐久性の高い素材が使われているので、長く使うことを前提にしても安心です。経年劣化への不安が少なく、長期間の使用でも満足感が続くのが大きな魅力です。
③ 生活感・調理動線との相性
子どもがいて汚れやすい環境でも扱いやすく、毎日使うキッチンだからこそ、多少雑に使っても安心だと感じられる点が決め手になりました。見た目の華やかさではLIXILに軍配が上がりますが、日々の使いやすさと安心感を優先するなら、タカラは本当に選んでよかったと実感しています。
👇タカラスタンダードのキッチンの口コミをまとめました
後悔しない!タカラスタンダードのキッチン評判まとめ|主要シリーズの口コミ&使い心地レビュー
使ってみて気づいた注意点

① 見た目の華やかさは控えめ
ショールームで最初に「わあ!」とテンションが上がったのは、北欧系デザインのLIXILでした。タカラは落ち着いた雰囲気で実用的なデザインなので、見た目の華やかさや映えを最優先したい人には少し物足りなく感じるかもしれません。しかし、毎日使う場所としては、落ち着いたデザインの方が飽きにくく、長く使いやすいメリットでもあります。
② 価格は他メーカーと見え方が違う
タカラの価格は最初から値引き前提ではなく、ある程度割引後の金額を考慮した提示になっています。そのため、他メーカーの割引ありきの価格と比べると、高く感じることがあります。実際には、素材の耐久性や掃除のしやすさを踏まえた総合的なコスパは十分に優れているので、価格だけで判断しないことが大事です。
補足:TOTOも検討したけれど…

技術面や使い心地を重視したい方にはTOTOも十分選択肢になると思いますが、
我が家の場合はタカラスタンダードの方が生活スタイルに合っていました。
ちなみに、TOTOのショールームも回りました。
水まわりのメーカーとしての安心感は強く、水栓まわりなどは「さすがだな」と感じる部分もありました。
ただ、今回の我が家の判断軸は
- 「掃除のしやすさ
- 「素材の丈夫さ・劣化のしにくさ」
だったため、比較していく中で最終候補には残りませんでした。
どのメーカーが合う?|価値観別おすすめまとめ

ここまで比較してきた内容を、「どこを重視するか」で整理します。
デザイン・雰囲気重視ならLIXIL
- 北欧系やホテルライクなど、おしゃれな雰囲気にしたい
- 色や素材の組み合わせを楽しみたい
- 見た目の満足度を最優先したい
👉 毎日使う場所だから、「気分が上がるかどうか」を大事にしたい人向け。
掃除のラクさ・耐久性重視ならタカラスタンダード
- とにかく掃除の手間を減らしたい
- 子どもがいて汚れやすい
- 何十年も使う前提で安心できる素材がいい(ホーロー素材など)
👉 見た目の派手さより、日々のストレスが少ないことを重視する人向け。
使い心地・水まわり技術重視ならTOTO
- 水栓やシンク、収納などの使い心地を重視したい
- 有名メーカーの安心感がほしい
- 細かい機能性(タッチレス水栓やすべり台シンクなど)に魅力を感じる
我が家がタカラを選んだ理由(まとめ)

3社を見比べた結果、
最終的に決め手になったのは
- お手入れのしやすさ
- 素材の丈夫さ
- 長く使うことを前提にした安心感
デザインで迷いはありましたが、
毎日積み重なる「ラクさ」を選んだ、
というのが正直な理由です。
これから選ぶ人へ
どのメーカーにも良さはあります。
だからこそ、
- 何を一番大事にしたいか
- どこなら妥協できるか
を先に決めてから
ショールームを見るのがおすすめです。
ショールームは行くべき?|実際に行ってよかった理由

結論から言うと:迷っているなら行った方がいい
カタログやネットだけでは、正直、決めきれませんでした。
特に今回のように
- LIXIL
- タカラスタンダード
- TOTO
で迷っている場合、**「何を重視するか」**が
実物を見て初めてハッキリします。
行って分かったのは「スペック」じゃなかった
ショールームで印象に残ったのは、
数値や機能よりも
- 掃除が大変そうか、ラクそうか
- 毎日使う姿が想像できるか
- 自分の生活に合っているか
この感覚的な部分でした。
写真や文章では分からなかったこと
実際に見て初めて分かったのが
- 壁やワークトップの「質感」
- 汚れが溜まりそうな場所
- 掃除するときの動線
特にタカラスタンダードの素材感や構造は、
写真より実物の方が分かりやすかったです
👇私も最初はタカラは候補外でした
タカラ沼に落ちた日。最初は候補外だった私がホーローに惚れ込むまで
比較して回ったからこそ、納得できた
1社だけ見て決めていたら、
「本当にこれでよかったのかな…」
と後悔していたと思います。
複数社を見比べたことで、
- 何を重視したいのか
- どこなら妥協できるのか
が整理できて、
納得して選べました。
これから行く人へのアドバイス

- 予約して行く(説明が丁寧)
- 気になる掃除ポイントは必ず聞く
- 「毎日使う前提」で見る
この3つを意識するだけで、
ショールームの満足度はかなり変わります。
ここまで読んで、少しでも「気になるメーカー」があるなら、
一度ショールームで実物を見るのがおすすめです。
写真や口コミだけでは分からなかった
「掃除のしやすさ」や「質感」は、
実際に見ると判断しやすくなります。
私も、ショールームを回ったことで
「何を重視したいのか」がはっきりしました。
迷っている今の段階で見ておくことで、
「あとで後悔しない選び方」ができると思います。
